エンゼルスで大谷翔平投手の女房役を務めたマーティン・マルドナド捕手(31)が交換トレードへアストロズへ移籍するとMLBの公式サイトが発表した。

 エンゼルスには、若手左腕のパトリック・サンドバル投手(31)が加入し、さらに25万ドルの「インターナショナル・ボーナスプール枠」も入る。

 アストロズは正捕手のブライアン・マッキャン捕手が右膝手術のため、故障者リスト(DL)入りしており、捕手の補強が急務だった。

 プエルトリコ出身のマルドナドは16年オフにブルワーズからエンゼルスへトレード移籍。昨シーズンは正捕手で138試合に出場し、打率2割2分1厘、14本塁打、38打点の成績を残し、ゴールドグラブ賞も獲得した。今季は78試合出場し、打率2割2分3厘、5本塁打、32打点の成績を残している。

 右肘のリハビリから復帰登板を目指す大谷にとっても、相棒捕手の同地区球団への移籍は多少なりとも影響を与えるかも知れない。