レッドソックス先発のリック・ポーセロ投手が9回で86球を投げ本塁打1本による1失点、9三振1死球の内容で14勝目(4敗)を挙げた。同投手の快投もあり、試合は2時間15分で終了した。

 初回、ポーセロがヤンキース先頭のブレット・ガードナー左翼手に死球を与えると、ヤンキース先発ルイス・セベリーノ投手もその裏の初球をレッドソックスの1番、ムーキー・ベッツ右翼手の頭部に近い内角高めに投じ、両軍が一触即発のムードに。球審は直後に両軍に警告を発し、抗議したレッドソックスのアレックス・コーラ監督が退場となった。

 ポーセロはこの退場劇について「状況は分かっていたが、冷静に投げようと心がけた」と述べた。

 コーラ監督は試合後、自分が何を感じどう発言したかは分かっているとし、「(セベリーノが)ベッツの頭に向けてボールを投げたことは理解できない」と語った。