ヤンキース田中将大投手(29)が、自身の日本人メジャー最長を更新するデビューから5年連続の2桁勝利をマークした。先発したタイガース戦で7回7安打1失点と好投し、6試合ぶりとなる今季10勝目(5敗)。未勝利に終わった8月から一転、シーズン佳境の9月の初戦を白星で飾った。
<田中将大と一問一答>
-初回を最少失点
野球の神様がいきなり試練を与えてくれているなと思った。何か宿題を出された感じで、ちゃんと勉強してきたか、と言われてる気がして、それに対して、しっかり応えることができて良かったと思います。
-速球の割合がアップ
もっとアグレッシブに使っていってもいいと、手応えで感じていた。やらないで後悔するよりも、変わったことやっていかないと、後悔することになるんでと思いました。
-ヤンキースではペティット以来の新人からの2桁勝利
いつもペティットには球場に来た時は、アドバイスもらったり、尊敬するプレーヤー。そういう人に肩を並べられてうれしい。全然、及ばないですけど、彼には。勝ち星はいつも言うようにみんなのサポートがないとつかない。こういう厳しいゲームをものにできたことはレギュラーシーズン最後の1カ月、いいスタートが切れたんじゃないかと思います。
-継続する難しさ
大きなケガがあったりすれば、マウンドに上がれない。こういう体に産んでくれて、育ててくれた両親に感謝したいです。