大リーグ機構は3日、西武菊池雄星投手(27)がポスティング申請を行ったとし、全30球団に契約可能選手として通知した。交渉は来年の米東部時間1月2日午後5時(日本時間1月3日午前7時)までの30日間となる。

これを受け、スタインブレナー共同オーナーが獲得調査を明言したヤンキースの本拠地ニューヨークのメディアが中心に取り上げた。ニューヨーク・ポスト電子版は、過去にメジャー移籍した日本投手の名を挙げ「ダルビッシュ、松坂、田中ほどの評価は受けていないが、球界内で幅広い関心を呼ぶとみられている」と報道。ニューヨーク・デーリーニューズ電子版は「大谷のように西海岸に行くとの見方が多いが、争奪戦で決してヤンキースを除外してはいけない」とした。これまでドジャース、ジャイアンツ、マリナーズ、パドレス、フィリーズなどが移籍先候補に挙がっている。