エンゼルス大谷の同僚だったルイス・バルブエナ内野手(33)と、10年に横浜(現DeNA)11年にロッテでプレーしたホセ・カスティーヨ内野手(37)が7日、母国ベネズエラで悲劇的な自動車事故のため急死した。

米メディアなどが同日、伝えた。同乗していた元ヤクルトのカルロス・リベロ内野手(30)は重体だという。

報道によると、3人はベネズエラ冬季リーグのバルキシメト・カージナルスでプレーしており、6日に約360キロ離れた遠征先の町から本拠地バルキシメトに車で帰る途中だった。投げ込まれた岩を避けられず車から放り出され即死したと伝えられている。

バルブエナは17年からエンゼルスに所属し、今季は96試合に出場して打率1割9分9厘。8月7日に自由契約となっていた。明るい性格の選手で、大谷ともよく言葉を交わしている様子が伝えられていた。

カスティーヨが在籍したDeNAとロッテは、それぞれの公式ツイッターで哀悼の意を表した。DeNAは「安らかに。Descansaenpaz.」、ロッテは「2011年7月5日、本拠地デビュー戦で4安打3打点。初球を豪快に振り抜いたあなたの一撃、忘れない。謹んでご冥福をお祈りいたします」と、それぞれのユニホーム姿とともに投稿。突然の死をしのんだ。