フィリーズは今オフ注目のフリーエージェント(FA)のひとり、先発左腕ダラス・カイケル投手(30)の獲得を検討している球団の一つだが、同選手が希望している5年間の長期契約には及び腰だという。MLB公式ウェブサイトのジョン・モロシ記者が28日に報じた。

カイケルは18年シーズン、34試合に先発し防御率3・74をマーク。15年にサイ・ヤング賞を受賞した時期と比較すると速球の球速は落ちてきているが、ゴロ比率は高く、フィリーズにとってのシチズンズバンクパークのように打者有利な球場を本拠地とする球団にとっては魅力的な存在となっている。

ナショナルズとレッズは同選手が5-6年の長期契約を希望したため、交渉から手を引いたと報じられている。