2018年ドラフトでアスレチックスから1巡目で指名されたカイラー・マレー外野手(オクラホマ大)は30日(現地29日)、同大学のクオーターバック(QB)として大学アメリカンフットボールのオレンジボウルに出場。全米王座決定戦への出場をかけてアラバマ大と雌雄を決する。

同選手はことし、全米大学アメフトの最優秀選手に贈られるハイズマン賞を受賞した逸材。今後、NFLのドラフトにかかることも予想される。

そんな大一番のキックオフを控える中、MLBは公式ツイッターで、マレーがこの先野球を選んでほしいというような意味深な絵文字のメッセージを投稿した。

米NBCスポーツによると、代理人を務めるスコット・ボラス氏は、同選手が来春アスレチックスのキャンプに参加するとの立場を崩していないという。一方でNFLのスカウティング関係者の多くが、同選手がアメフトを選ぶのではないかと確信しているようだと報じた。

同選手が野球とアメフトのどちらを選択するか、今後両スポーツファンの間でも注目を集めそうだ。