マリナーズ入りが決まった菊池雄星投手が6日、米国から成田空港着の航空機で帰国した。約3週間の滞在から戻り「うれしさと責任といろんな思いがある。(マリナーズが)自分のことを一番必要としてくれると感じたし、最初にオファーをくれたのがマリナーズだった」と、あらためてメジャー挑戦への思いと決断の理由を語った。

西武辻発彦監督をはじめ、古巣関係者にもすでに報告を済ませており「先輩からも激励をいただき、ライオンズでよかった。機内でもいろんな思いがこみ上げてきた。本当にいい9年間だった」と感謝した。

今後は沖縄県内で自主トレを行う予定で、新たな挑戦に向けて調整する。「早くトレーニングがしたい。ここ数日はバタバタしていた。1週間近くトレーニングができていないから、もう1度いい体をつくり上げて、キャンプ初日からいい状態で入れるようにしたい」と引き締めていた。