メジャーリーグ公式サイトは12日、故障や不振から今季の復活が見込まれる選手たちを取り上げた特集記事を掲載。カブスでの2年目を迎えるダルビッシュ有投手もピックアップされた。

ダルビッシュはカブス移籍1年目だった昨季、故障に悩まされて8試合の先発で1勝3敗、防御率4・95と振るわず。同記事ではカブスがダルビッシュの故障再発に備えてベテラン左腕コール・ハメルズ投手の2000万ドル(約22億円)の契約オプションを行使したこと、これが強打者ブライス・ハーパー外野手ら大物フリーエージェント争奪戦の足かせになる可能性を示唆した。

ただしダルビッシュが完全復活すれば、それはハーパー獲得に匹敵するプラス材料だと指摘。順調に行けば、ダルビッシュの9イニング平均の奪三振率が史上最多入りする可能性に触れつつ、ハメルズやエース左腕ジョン・レスター投手よりも若いダルビッシュの復活がカブスには必要だと期待を寄せている。