オリオールズのマイク・エリアスGMが、同球団で11年を過ごし、フリーエージェント(FA)となっているアダム・ジョーンズ外野手(33)との再契約について、必ずしも除外しないとの姿勢を示した。MLB公式サイトが伝えている。

再建中のオリオールズはア・リーグでは今オフ唯一、FAの選手とメジャー契約を結んでいない。ジョーンズは近年のオリオールズではおそらく最も成果を挙げた人気選手と言えるが、エリアスGMは26日にファンフェストの質疑応答でファンから同選手について問われた際は曖昧な態度を見せた。

しかしその後、報道陣に対しては「まだ時間は多く残されている。我々はすべてを追っている」と述べ、「人気がなく、チームメートや街から評価されていない選手であれば、再契約に関してそれが障害となるだろう」とコメント。ジョーンズがオリオールズで残した印象は、新体制になっても失われることはないとの見解を示し、「未契約の選手に関しては、機をうかがうつもりであり、注目していく」と話している。