新打撃フォームに改造したマリナーズ・イチロー外野手(45)が、キャンプ3日目に入り、着実に調子を上げてきた。

フリー打撃では、25スイングで8本の柵越え。これまではあまり見られなかった左中間への1発を含む3連発など、力強い打球を披露した。見守っていた同僚ヒーリーから「イチ! 何てパワーなんだ」と驚嘆の声が上がるほどだった。

また、「ライブBP」と呼ばれる実戦形式の打撃練習では、開幕投手候補の最右翼とされる左腕マルコ・ゴンザレス投手(27)と対戦。7球中、6球スイングし、安打性の当たりを2本放つなど、昨年5月以来のブランクを感じさせない動きを見せていた。