今オフのフリーエージェント(FA)市場の目玉となっていたマニー・マチャド内野手(26)が、再建中のパドレスと10年3億ドル(約330億円)の契約で合意した。球団公式サイトが19日に明かしているが、パドレスの選手たちはアナウンスがある前から喜びに沸いていたようだ。

オースティン・ヘッジス捕手はバント練習に向かう時に第一報を聞き、両手でガッツポーズ。エリック・ホスマー内野手は「選手たち全員が、どうなっているのか聞いた。僕ら全員が言えるのは、彼こそが来てほしかった選手だということ。彼がここに来てくれれば、物事はとても速く変わっていくだろうね」と歓迎の声を上げた。

ホスマーはさらに「彼はメジャー最高選手のひとりだ。まだ非常に若いFAで、これまでのキャリアで素晴らしい野球を見せてきたけど、これからも素晴らしいものを見せてくれるはずだ」とマチャドに期待を寄せている。

オールスター4度選出でゴールドグラブ賞に2度輝いているマチャドは昨季、打率2割9分7厘を記録。37本塁打、107打点はいずれもキャリア最高の数字だった。7シーズン通算では打率2割8分2厘、175本塁打、513打点をマークしている。