ドジャース前田健太投手(30)が、オープン2試合目となるレンジャーズ戦に先発し、2回2安打3失点1四球3奪三振の内容だった。

1回表、四球と安打で無死一、三塁のピンチを招き、内野ゴロの間に先制点を許した。その直後、4番ドナルドソンにフルカウントから甘いスライダーを左翼席へ運ばれた。

その一方で、その後は立ち直り、2回まで5者連続凡退。1回2死からは回をまたいで3連続空振り三振を奪うなど、持ち前の高い修正能力を披露した。

球数は36球。

試合後の前田は、「良くなかった。先頭打者に投げた瞬間、ヤバいなと思いました」と話した一方で、「次に向けて修正点も見つかりましたし、もうちょっと良くなると思います」と振り返った。

また、テレビ関係者に対し、「(3者凡退の)2イニング目だけ(映像を)使ってくれれば、それでいいです。1イニング目はカットでお願いします」とジョークを飛ばし、きっちり笑いを取っていた。