右肘のリハビリを進めているエンゼルス大谷翔平投手(24)が投手としてのリハビリを再開する際のプランについて、5日(日本時間6日)、オースマス監督が改めて見通しを示した。

スローイングを再開した場合、打撃面の進行はいったん止まるのかという問いに「その通り」と話し、同時進行せずに投手としてのリハビリに集中させる考えだ。

エプラーGMも、1月末の会見で「一度に(投打)2つの新しいことをやらせるようなことはしない」と話しており、オースマス監督は「そのプランに変わりはない」と明かした。右肘に影響を与えないよう細心の注意を払った上で、「最終的には両方やっていくことになる」と話した。

大谷はこの日も、25球のソフトトス(下から投げられたボールを打つ)打撃と、ブルペンでの目慣らしで調整を行った。打撃面に関して、ここまで順調にリハビリを進めている大谷について同監督は「昨日、彼は良い感覚でスイング出来ていると言っていた。良い方向に進んでいって、次のステップは打撃ケージの中で、コーチの投げる球を打つことになる」と話した。