ドジャース前田健太投手(30)が3日(日本時間4日)、5日(同6日)のロッキーズ戦先発へ意気込みを語った。敵地、コロラド州デンバーから始まる17連戦の初戦。今季2勝目を目指す登板に向け、「いつも通り。(連戦で)しんどいのは野手だと思うので。(意識は)あまり変わらない」と冷静に話した。

ナ・リーグ西地区のライバル、ロッキーズとは過去15試合の対戦で5勝3敗、防御率2・30、ロ軍の本拠地クアーズフィールドでは8試合で4勝1敗、防御率3・19と好結果を残している。データ上では相性が良いが、「向こうが苦手意識をもってくれれば良いなというくらい。結構投げている相手だし、対戦しているバッターも多い。(球種や狙い球の)読み合いになってくる」と、打者との駆け引きに集中する。

登板2日前のこの日は、キャッチボールやダッシュなどで軽めに調整。リラックスした表情で練習を終え、新元号の「令和」の話題にも言及した。「和っていうのは日本のことを連想させる漢字だと思いますし、そういう意味では日本らしい」と印象を話した。自身は1988年、昭和63年の4月11日生まれ。「令和に生まれた人たちには、昭和生まれはすごいおじさんになっちゃいますね」と笑った。