エンゼルス大谷翔平投手(24)が、高校生で国内最速となる163キロをマークした岩手・大船渡高校の佐々木朗希投手(3年)に大きな期待を寄せた。

10日(日本時間11日)、本拠地エンゼルスタジアムで投打で調整後、取材対応を行った。佐々木の話題を振られると、うれしそうに「見ました。ヤフーニュースで。すごいなと思いました。岩手県の高校なので、公立高校ですけど甲子園でぜひ見てみたいなというか、応援したい」とエールを送った。高校3年時、自身が出場を逃した夏の甲子園での活躍を期待した。

昨年、大谷はメジャー1年目で新人王を獲得した。それでも野球発祥の地・アメリカの野球は「レベルが高い」と実感。メジャーでも160キロ以上を投げられる投手は限られる中、日本で、しかも高校生で剛腕が誕生した。大谷は「それだけレベルの高い選手が出てくるというのは、もちろん素晴らしいこと。楽しみ」と喜んだ。