メッツは23日、右足首を骨折したヨエニス・セスペデス外野手(33)が手術を受け、今季全休を強いられる見込みだと明かした。

球団側は20日に、セスペデスが自身の所有するフロリダ州の牧場でけがを負ったと発表。同選手は乗馬を好んでいるが、チームには落馬したわけではないと語ったという。

MLB公式サイトは、ブロディー・バンワゲネンGMやセスペデスの関係者が今後、野球とは無関係のアクティビティ中にけがをしたと言うほか、詳細を語っていないと伝えている。

セスペデスが1億1000万ドル(約120億)の契約をした際に代理人として交渉を担当していたバンワゲネンGMは、同選手が契約違反にあたる可能性があるかとの質問に「まだ契約への影響についてなど考えてもいない。今は選手の健康状態に集中している」と述べ、明言を避けた。

セスペデスは両かかとの手術を受けてリハビリ中で、今季は開幕から負傷者リスト入り。球団側はオールスター戦後のどこかのタイミングで復帰できることを望んでいたが、それもかなわなくなった。