メジャーで日本人初のサイクル達成から一夜明けたエンゼルス大谷翔平投手(24)は、「3番DH」で出場し、4打数1安打1打点の結果だった。

1回の第1打席、1死一塁から昨年のサイ・ヤング賞左腕スネルの95・5マイル(約153・7キロ)の直球をとらえ、左方向へライナー性の打球を放った。左翼手に捕球されかけたが、グラブからこぼれ、記録は安打。11日のドジャース戦の第4打席から6打席連続で安打をマークした。その後、プホルスの打席では二盗に成功。今季2個目の盗塁を決めた。

第2打席は2回2死二、三塁から2番トラウトが敬遠され、2死満塁で打席へ。2球で追い込まれたが、低めの変化球を見極め、押し出し四球を選んだ。

4回もチャンスの場面、1死満塁で打席が回り、2番手ドレークのスプリットを打ちにいき、遊ゴロに抑えられた。遊撃手→二塁手→一塁手とボールが転送され、併殺となりそうなタイミングだったが、一塁手が捕球ミス。連続安打は6打数でストップした。

6回の第4打席では空振り三振に倒れ、連続出塁も8で止まった。5点を追う9回の第5打席は二ゴロだった。

チームは終盤で逆転され、4連勝はならず、4月15日以来、約2カ月ぶりの勝率5割復帰もお預けとなった。