メジャーリーグはオールスターゲームによるブレーク期間を経て、後半戦に入った。12日には世界王者レッドソックスが本拠地にドジャースを迎えて3連戦をスタート。両者の対決はレッドソックスが4勝1敗で制した昨年のワールドシリーズ以来となる。

レッドソックスは90試合を消化した段階で49勝41敗。昨季同時期の61勝29敗という数字にはかなわないものの、直近の試合では4連勝と好調だ。J・D・マルティネス指名打者は、期待に応えるのはタフなことだとしつつ、「後半戦に向けてチャンスを手にし、プレーオフに進出できる順位につけるため、自分たちはこれまでよくやってきたと思う」とコメントしていた。

一方のドジャースは直近3連敗としているものの、60勝という数字は今季ここまでメジャー最多。球宴によるブレーク期間にコリー・シーガー内野手とデービッド・フリース内野手がけがから復帰し、A・J・ポラック外野手も戦列復帰が見込まれている。デーブ・ロバーツ監督は「レッドソックス戦への準備はできている。何をすべきかは分かっている」と意気込んだ。

レッドソックスの先発は、左腕エドゥアルド・ロドリゲス投手(9勝4敗、防御率4・65)。対するドジャースの先発は右腕前田健太投手(7勝5敗、防御率3・76)が予定されている。