フィリーズのブライス・ハーパー右翼手が、脱水症状により6回の守備の際に交代した。MLB公式サイトが伝えている。

この日の球場の気温は約32・2度。湿度が高く、蒸し暑い日だった。ハーパーによれば、視界に「小さな斑点」が表れ、最初は「アレルギーか何かの症状」のせいだと思っていたという。4回を前にベンチで点眼を行ったが斑点は消えず、プレー中には目がかすむなどの異常を感じ、5回が始まる前にキャッチボールをしていた際には何が起きているのかわからなくなったという。

クラブハウスで点滴を受けたハーパーは「斑点がどうしても消えなかった。あのような視界ではプレーができない」とコメント。試合後、軽い頭痛に見舞われたが「今は気分が良くなった。1時間前は目の前が見えない状態だった。今は大丈夫」と話している。

8月のハーパーは絶好調で、この試合を前に8本塁打、18打点を記録。今月最初の16試合でのOPS(出塁率+長打率)は10割をマークしていた。