<メッツ2-5カブス>◇27日(日本時間28日)◇シティフィールド

カブスのダルビッシュ有投手(33)がメッツ戦に先発し、日米通算2500奪三振をマークし5勝目を挙げた。

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ダルビッシュの登板を取材するのは2年ぶりだった。昨年も取材に訪れたが、ケガでリハビリ中だったため、カブス移籍後の試合は初めてだった。試合後のクラブハウスで囲み取材が始まり、まず米国メディアが先に囲む。通訳なしで英語で直接やりとりする様子は初めてそばで目にしたが、すっかり手慣れた雰囲気だ。

次に日本メディアが囲むと、流れるように言葉が出てきた。以前からリラックスした雰囲気でよく話してくれていたが、しゃべりの方も進化しているような印象。何というか、こちらの質問に対して、見込み以上のものを返してくれるというか。米国人には質問の3倍くらい答えてくれる選手がよくいるのだが、ダルビッシュも英語で直接取材をこなすようになり、アメリカナイズされたのかもしれない。【水次祥子】