メッツの新人ピート・アロンソ一塁手が、2017年に52本塁打を放ったアーロン・ジャッジ(ヤンキース)に続いて、メジャー史上2人目の50ホーマー到達を果たしたルーキーとなった。

アロンソは3点リードの8回に右中間へ特大の50号2ラン。3試合連続ホームランで一気に大台へ達した。すでにメッツの新人最多本塁打記録を更新済みのアロンソは、安打、打点、長打、塁打でも従来の記録を塗り替えている。

快挙達成のアロンソだが、「可能性という範疇(はんちゅう)のもので、今(記録のすごさを)理解するのは難しい。自分にとって重要な意味を持つが、おそらくその価値を理解できるのはシーズンが終わった後だと思う」と冷静だった。

メッツのミッキー・キャラウェイ監督は、「キャッチャーは外角低めで構えていたのに、彼(アロンソ)はバットを当てて高くに飛ばした」とコメント。対戦相手のサル・ロマノ投手の投球を「素晴らしかった」と称賛した上で、それでもアロンソがホームランを放ったことについて「自分がピッチャーだったらどうしていいのか分からない」と述べた。(AP)