メジャーで通算11年プレーし、2011年ワールドシリーズではカージナルスの優勝に貢献し最優秀選手(MVP)に選出されたデービッド・フリース(ドジャース)が12日、ツイッターを介して現役引退を表明した。

通算打率2割7分7厘、ポストシーズンでは打率2割9分9厘と大舞台での勝負強さを誇った。ドジャースがナショナルズと戦った9日のナ・リーグ地区シリーズ第5戦では8回に代打で起用され三振に倒れたのが最後の出場機会となった。

フリースはこれまで所属したパドレス、カージナルス、エンゼルス、パイレーツ、ドジャースの球団名を列挙し、大学を出た23歳の時から36歳まで野球を続けさせてくれたことへの謝意を述べた。

家族や友人、チームメート、コーチ、ファンに対しても「これから次の歩みを進めることになるが、皆さんの支えと野球に対しては永遠に感謝する」とつづった。(AP)