ナ・リーグ優勝決定シリーズでカージナルスを下し、ワールドシリーズ(WS)進出を果たしたナショナルズは、ロスターの平均年齢がリーグで最も高い31・1歳となっている。

ビクター・ロブレス、フアン・ソト両外野手というチームの将来を担う若手野手を擁するナショナルズだが、一方でフェルナンド・ロドニー投手は今季メジャー最年長で、唯一1970年代生まれの42歳。ライアン・ジマーマン内野手とマックス・シャーザー、アニバル・サンチェス両投手の3人が35歳。ナ・リーグ優勝決定シリーズのMVPハウイー・ケンドリック内野手とカート・スズキ捕手が36歳と、恐らくメジャーのどのチームよりもベテラン陣に支えられている。

MLB公式ウェブサイトは、シャーザー投手のコメントを掲載。平均年齢がリーグで最も高いことは承知しているとし、「みんなはそれをネガティブにとらえているが、年長者を含めわれわれ全員がどれだけいい野球をプレーできるかは、自分たちがよく知っている」と語ったという。

また、デーブ・マルティネス監督は、選手たちを見ていて年寄りという感じはしないとコメント。「みんな27-28歳の時のようにプレーしている。選手たちをたたえたい」と述べた。(AP)