MLBと選手会の現行の労使協定が21年シーズン後に期限を迎えることを見据え、次の労使協定に関する両者間の話し合いが始まっていると、19日付のロサンゼルス・タイムズ電子版が伝えた。

新協定は、若手の年俸増につながる可能性があるという。話し合いは意見交換などの初期段階だが、オーナー側は選手の長期契約の年数制限などを望んでおり、その分、若手の年俸増につながるよう資金の再配分を検討する模様。選手会側も、若手の待遇向上を求めており、FA権取得年数を6年から4~5年に、年俸調停権取得年数を3年から1~2年に短縮するなどの提案をする可能性もあると記事は伝えている。