先発投手の補強が課題となっているカブスだが、質の高い先発投手が揃う今オフのFA市場で最大の目玉とされるゲリット・コール投手とスティーブン・ストラスバーグ投手の争奪戦には加わらないのではないかと米メディア『The Athletic』のパトリック・ムーニー記者が30日に報じた。

同記者によると、カブスのテオ・エプスタイン編成本部長は、ことしのFA市場に出ている先発投手の層が救援投手よりも厚みがあるとし、「例年とは逆の傾向にあるので、より一層柔軟な姿勢で取り組む必要がある」と述べたという。

カブスが狙いを定めているのはザック・ウィーラー、柳賢振、マディソン・バムガーナー投手らよりも、ア・リーグでサイ・ヤング賞を受賞した実績を持つダラス・カイケル投手のようなタイプではないかとムーニー記者は予想している。(AP)