アンソニー・レンドン内野手(29)が11日、エンゼルスと7年総額2億4500万ドル(約270億円)で合意に至ったことがわかった。これを受け、ナショナルズで同僚だったトレア・ターナー内野手が“荒れて”いる。

メジャーデビューから7年間、ナショナルズ一筋で過ごしてきたレンドン。今季は、自己ベストの34本塁打、リーグ最多の126打点をマークし、ワールドシリーズでは2本塁打、8打点と活躍。今オフフリーエージェント(FA)の大物トップ3に入っていた。

ターナーはレンドンとエンゼルスの契約合意報道を受け、即座にツイッターでリアクション。レンドンの顔写真と「アンソニーは大好きな選手」とプリントされたTシャツをタンスから取り出し、床に落として蹴りつける動画を投稿した。

レンドンの契約は、敏腕代理人スコット・ボラス氏にとって、今冬FA市場で4件目のビッグディールとなった。同氏のもと、マイク・ムスタカス内野手はレッズと4年総額6400万ドル、スティーブン・ストラスバーグ投手はナショナルズと7年総額2億4500万ドル、ゲリット・コール投手はヤンキースと9年総額3億2400万ドルの契約を結んでいる。(AP)