ヤンキース田中将大投手(31)が16日、筒香のレイズ入りを歓迎した。

古巣楽天の球団事務所を訪問。「やっと(ア・リーグ)東地区に日本人が来てくれた。これでスプリングトレーニングでメディアの方が東の方にも来てくれるかな」とニヤリと笑った。

メジャー1年目の14年はイチロー、黒田がヤ軍の同僚。レッドソックスでは守護神上原が26セーブを挙げるなど、同地区への日本からの注目は高かった。来季も関心が集まることは必至。田中は、NPBでは対決がなかった筒香について「リポートは頭に入れますけど(対戦すれば)自分が感じるものがもちろんある。(MLBでは)確実に対戦することがあるので楽しみ」と、レイズ戦を心待ちにした。

来季は7年契約の最終年。「とにかく悔いなく最後の1年をやっていく。世界一は難しいが、ファンの方がヤンキースに求めるものは大きい。来季(優勝を)つかみ取りたい」と意気込んだ。アストロズからは大型右腕コールが加入。自身の開幕投手については「ないでしょ」としながら「登板間のルーティンやゲーム前のブルペンの入り方とか、そういうのが見られるのは楽しみ」。新たな仲間からも刺激を受けながら頂点へ突っ走る。【千葉修宏】