MLBの現役とOB選手混合のドリームチームによるシミュレーションゲームで21日(日本時間22日)、エンゼルス大谷翔平投手が2年ぶりに「登板」し「快投」を演じた。

大谷はU25(25歳以下)のオールスターチームで出場。フィリーズのドリームチームと対戦した。

第1戦で出番がきた。2-3の7回1死一、二塁で登板。アシュバーン、アットリーを連続三振に仕留めた。右肘手術から2年ぶりのマウンドで鮮やかな復活を見せた。

第5戦も救援登板。0-4の8回1死一、二塁でマウンドに上がりロリンズを三振。ドールトンに遊撃内野安打され満塁。この後暴投で三塁走者の生還を許したがアシュバーンを左飛に仕留めた。9回も続投しアットリーを三振に仕留めマウンドを降りた。

2試合、1回2/3を投げ1安打無失点で4三振を奪った。打者での出場はなかった。

U25チームは1勝4敗で敗れ2回戦進出はならなかった。

このシミュレーションゲームにはMLB30球団に加えニグロリーグ、U25(25歳以下)のオールスターチームも参加。計32チームがトーナメントを戦う。イチロー氏、佐々木主浩氏、岩隈久志(現巨人)がメンバー入りしたマリナーズは前日行われた初戦でヤンキースに敗れた。