MLB公式サイトが球団別の歴代最高外国人選手を発表し、エンゼルスでは大谷翔平投手、レイズでは岩村明憲氏と、日本人選手が2人選ばれた。

エンゼルスと2017年に契約した二刀流の大谷について、同サイトは「“日本のベーブ・ルース”との呼び声高い大谷を手にしようと、複数のメジャー球団が列をなした」と紹介。初年度に指名打者として104試合に出場し、打率2割8分5厘、22本塁打、61打点をマークするとともに、投手として51回2/3を投げて防御率3・31、63三振を記録し、ア・リーグ新人王に輝いたことから、「エンゼルスはすぐさま、この契約の見返りを得ることができた」と評価した。

また、レイズ最高の外国人選手には、ヤクルトでも活躍し、2006年に契約した岩村氏を選出。内野手を務めた同氏について「あっという間にファンに愛される存在になった」とし、08年にはキープレーヤーとしてチームのワールドシリーズ(WS)出場に貢献したと紹介。「ア・リーグ優勝決定シリーズで最後の打者をアウトに取り、両腕を高く挙げた姿はレイズの歴史に深く刻み込まれるだろう」と述べた。