新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、秋山翔吾外野手の所属するレッズは14日、6月1日から従業員の25%未満を一時解雇とし、それ以外の従業員については給与減額とすることを発表した。

今季開幕が延期となっていることから各球団は財政面で逼迫(ひっぱく)してきている。従業員への給与支払い方法については球団によってさまざまな形がみられるが、レッズは大多数の球団と同様に、常勤者に対しては5月分の給与支払いを約束していた。

米大リーグ機構(MLB)のコミッショナーであるロブ・マンフレッド氏は、球団側がメジャーとマイナーの両方において、スタッフの一時解雇や監督、コーチ、トレーナーらの一時解雇や給与カットを5月1日から認めるとの方針を打ち出していた。匿名の情報筋によれば、マーリンズも6月1日から従業員の90人から100人を一時帰休とする意向だという。(AP)