新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受け、メジャーは開幕が延期となっているが、故障中のヤンキース主砲アーロン・ジャッジ外野手(28)にとってはこれが好材料になりそうだ。ブライアン・キャッシュマンGMは、同選手が完璧な状態で復帰できそうだと信じている。MLB公式サイトが伝えた。

春季キャンプ中に右肋骨の骨折が発覚したジャッジは、現在リハビリ中。打撃練習やスローイングの練習はまだ行っていないが、キャッシュマンGMは14日、同選手が最近いくつかの画像診断を受け、手術をしなくても十分に回復していることが分かったと明かした。

ジャッジの復帰は夏ごろと予想されていたが、メジャーの開幕も7月4日前後とみられていることから、キャッシュマンGMは「再開したら、ジャッジがフルパワーでチームに合流できると思い、ワクワクしている。彼はほかの選手と同じくらいプレーを心待ちにしている。彼がラインアップに戻ってくるのが楽しみだね」と、期待を語っていた。