米大リーグ機構(MLB)が22日(日本時間23日)、声明文を発表し、球団オーナー側と見解を一致させ、20年シーズンの開催を進めていく意向を示した。

60試合で日割りの全額を支払う報酬案や2年間の両リーグDH制などを改めて提示したMLBのプランはこの日、投票を行った選手会側から拒否された。これを受け、MLBは文書で「残念」とコメントした上で、以下2点を要求した。

(1)7月1日までに選手たちが合流し、キャンプを再開できるかどうか。

(2)レギュラーシーズン、プレーオフを行うための安全や健康に関するマニュアルに関して、合意するかどうか。

回答期限は翌日の午後5時までに設定された。米メディアの報道によれば、合意が得られた段階で、MLBは60試合のシーズン開催を正式に決定し、日程が組まれることとなるようだ。