ツインズのミゲル・サノ内野手(27)が、母国ドミニカ共和国で誘拐におよんだとされる件で、ドミニカの検察当局が捜査を開始する意向であることが分かった。

サノは今年5月、友人とともに、サンペドロ・デ・マコリスで男性を誘拐しようとしたとして、被害者とされる男性の弁護士から告発を受けた。しかし同選手は疑いを否定し、相手の弁護士から脅迫を受けたと主張している。

サノは6月25日にサンペドロ・デ・マコリスの検察当局に赴き、事情聴取を受けた。両者の言い分を聞き、和解を探るために行われた聴取だったが、調停には至らなかった。これを受け、検察当局は事件の捜査に動くことになったという。

なお、ツインズの編成部門トップであるデレク・ファルベイ氏は、25日朝にこの件について連絡を受け、サノにかけられた疑いは晴れたと聞いたとコメント。情報に行き違いが生じている。(AP)