ロッキーズは30日、オールスター2回選出を誇るイアン・デスモンド外野手(34)が今季出場を辞退したことを受けて、ベテランのマット・ケンプ外野手(35)とマイナー契約で合意した。

MLBでは新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、7月末から開幕する予定の2020シーズン出場を辞退する選手が相次いでいる。家族への影響を懸念するなどしたデスモンドもその1人で、ロッキーズは同選手を制限リストに加え、代わって本拠地クアーズフィールドでキャリア通算86試合、打率3割2分7厘、21本塁打、77打点を記録しているケンプとマイナー契約で合意した。

ケンプは7月2日までにデンバー入りする見込みで、今季はナ・リーグでも導入される指名打者(DH)制の恩恵を受けると予想される。(AP)