ナショナルズのトレス・バレラ捕手(25)が薬物規定に違反し、80日間の出場停止処分となったことが25日、明らかになった。

MLB機構によると、検査で運動能力向上作用があるとされる化合物DHCMTに陽性反応を示したという。

同捕手はMLB選手会が発表した声明で、「私は禁止薬物を故意に使用したことは一度も無く、検査での違反発覚から不服申し立ての却下に至るまで、すべてが驚き」と述べた。同捕手によると処分に対して不服を申し立てたが、処分は覆らなかった。

昨季はレギュラーシーズン2試合に出場し、ポストシーズンはロスター外。今季は40人ロスターに登録されていた。(AP)