カブスのダルビッシュ有投手(33)が、7回1死までノーヒッターの快投で今季3勝目(1敗)を挙げた。

7回1安打1失点3四死球11奪三振。

球数は今季最多の104球。防御率は1・88。

立ち上がりから最速98マイル(約158キロ)の速球から72マイル(約116キロ)のカーブまで多彩な変化球を交え、ブルワーズ打線に的を絞らせず、快調にアウトを重ねた。

7回1死から5番スモークに初安打となるソロ本塁打を浴びたものの、後続を抑えてイニングを終えた。

試合後は、ノーヒッターに関して「分かってましたけど、完投するわけがないので『別に関係なくね?』と思ってました」と笑った。

前日、同じブルワーズ相手にツインズ前田が、4回途中までパーフェクトの好投で3勝目を挙げたことについて「すごくいいライン(投手成績)だったので、それより悪かったら前田に何言われるか分からないんで、良かったです」と笑わせた。

好調カブスは3連勝で、貯金を2桁の10まで伸ばした。