ブルージェイズ山口俊投手(33)が2日(日本時間3日)、マーリンズ戦前にオンライン取材に応じ、前日の登板や現状で感じている手応えについて語った。

1日のマーリンズ戦、2-2の6回1死三塁から3番手で登板。7回まで無失点を続けたが、8回に決勝ソロを浴び、3敗目を喫した。「昨日のホームランは完璧に自分の意図と反したボールがいってしまった。あの場面で失投をなくすように、さらに細心の注意を払いながら投げていかないといけない」と話した。

痛恨の1発は浴びたものの、2回2/3を投げ3安打1失点。「低めの直球、スプリットというのを意図して投げられるようになってきた。高めの直球で結果が出なくても、次のスプリットで勝負できたり、自分のイメージが湧いてきましたね」と手応えを口にした。

メジャーデビューから2戦で2敗を喫したが、8月は6試合の登板で1勝0敗、防御率1・54の成績を残した。モントーヨ監督は「日本とは違う野球にも慣れてきている。武器となっているスプリットは非常にやっかいなボール。彼は素晴らしい仕事をしてくれている」と評価した。