「5番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(26)が、第3打席でメジャー1位の快足を披露した。7回無死から2番手の左腕ストラームと対戦。一塁への平凡なゴロに全力疾走で一塁を駆け抜けたが、アウトの判定を下された。これに対し大谷はベンチへ判定ミスをアピールし、チャレンジへ持ち込んだ。判定がセーフに覆り、内野安打で出塁した。

Statcastによると、今季10打席以上の選手389人で、大谷のスプリントスピード(走塁速度=1秒あたりの走塁距離)は28位(28・7フィート=8・75メートル)。DHでは1位だ。一塁への平均到達タイム4秒04は、タイムが記載されている183人で1位。まさに、数字を裏付ける快足だった。