ア・リーグ東地区優勝を決めているレイズが、フィリーズに逆転勝ちを収め、ポストシーズンでのア・リーグ第1シードを獲得した。

「4番三塁」で出場した筒香嘉智外野手(28)は、1点を追う4回2死二塁の第2打席で、フィリーズの先発右腕ウィーラーの97マイル(約156キロ)の速球をジャストミート。三遊間を破る同点適時打を放った。他の3打席は敬遠1を含む3四球と、全4打席で出塁した。

筒香は試合前、オンライン会見に対応。「ポストシーズンでチームの勝利に貢献できるように、残りの時間で準備したいです」と、意気込みを語った。また「速い球に慣れてきたのも大きいですが、自分の間合い、スイングができた時にいい結果が出ています」と話したように、上昇気配がこの日の全打席出塁に表れた。

第1シードが確定したレイズは、29日(同30日)からのワイルドカード・シリーズで、ヤンキースまたはブルージェイズと対戦することになった。