2020年のゴールドグラブ賞のファイナリスト(最終候補)各3人(ア・リーグ二塁手は4人)が22日(日本時間23日)、主催するローリングス社から発表され、日本人メジャーではア・リーグ投手部門のツインズ前田健太投手(32)と、ナ・リーグ左翼手部門でレッズ秋山翔吾外野手(32)がノミネートされた。

この日、Zoomで取材に応じた秋山は、地元シンシナティの米メディアから「おめでとうございます」と日本語で伝えられ、「ありがとうございます」と笑顔で答えた。

メジャー1年目の今季は、西武時代から慣れ親しんだセンターを守ることもあったが、左翼を中心に起用された。「若干、不安はありましたけど、センターよりなんとなく守りやすいなと感じたので。すごく、前向きな気持ちでやってました」と明かした。不慣れなポジションながら、最終候補の3人に選出。「名前が挙がるのは、協力してくれたピック(外野守備コーチ)の猛練習に応えられた結果かなと思います」と周囲のサポートに感謝した。

最終結果は11月3日(同4日午前8時)、スポーツ専門局ESPNのライブ番組で発表される。