ホワイトソックスのトニー・ラルーサ新監督が10月29日の就任前日に飲酒運転で告発されていたことについて、球団側は12日「事の重大さを理解している」との声明を発表した。

米国野球殿堂入りしているラルーサ監督は、今年2月に飲酒運転で逮捕されていた。ホワイトソックスはこの件を認識しつつ同監督を新指揮官に招へい。9日には「係争中」だとしてコメントを控えていたが、このたび声明発表に至った。

ホワイトソックスは係争中であることを強調し、ラルーサ監督には保護を受ける資格があるとコメント。そのうえで「この件で判決が出たら、さらにお話しすることになる。われわれは事の重大さを理解している」と述べた。

ラルーサ監督はカージナルス監督時代の2007年にも、信号で停止していた際に車内で寝ている姿を警察に発見され、飲酒運転で逮捕された過去がある。なお、今回の件では無罪を主張しているという。(AP)