マーリンズでデレク・ジーターCEO(最高経営責任者)をはじめとする体制がスタートしてから4年目に入ろうとするなか、キム・アングGMが3日、オンラインで会見を行い、これまで行われてきたチーム再建の作業をさらに推し進めたいとの姿勢を示した。

就任してから3週間が経過。仕事仲間を知り、代理人や他球団と接触し、自球団に所属する150人ほどの選手らについて「短期集中型」で学んできたという。

その中で同GMは、現在のオーナー体制になってから整備されてきたファームについて言及。「ファームをこれだけ充実させるのは非常に時間がかかるものだが、マーリンズではフロントを中心に選手の成長のために全力を尽くしている」と評した。

次週よりリモート形式で行われるウインターミーティングでの課題は、リリーフ陣のさらなる改善とベテラン打者の獲得になると同GM。しかし、外部からの補強にとどまらず、潜在能力のある選手が内部から出てきてほしいと期待を寄せた。(AP)