「オールMLBチーム」が9日(日本時間10日)発表され、カブスのダルビッシュ有投手(34)がファーストチーム、ツインズ前田健太投手(32)がセカンドチームの先発投手にそれぞれ選ばれた。

オールMLBチームは、両リーグ合わせたベストナインのファーストチームとセカンドチームを選ぶもので、昨年から始まって今年が2回目。ファーストチームに日本人選手が選出されるのは初めてとなった。

ファーストチーム先発5投手の1人に選ばれたダルビッシュは、今季12試合に先発し、リーグ最多の8勝(3敗)、防御率2・01をマーク。サイ・ヤング賞投票では、レッズからFAとなっているトレバー・バウアー投手(29)に次ぎ、2位の得票だった。

セカンドチームに選ばれた前田は、今季11試合に登板しリーグ4位の6勝(1敗)、防御率2・70の成績を残した。サイ・ヤング賞投票ではインディアンスのシェーン・ビーバー投手(25)に次ぐ2位だった。

ファーストチームの先発投手はダルビッシュの他に、バウアー、ビーバー、メッツのジェイコブ・デグロム投手(32)、ブレーブスのマックス・フリード投手(26)が選ばれた。

セカンドチームの先発投手には、前田の他、ヤンキースのゲリット・コール投手(30)、ドジャースのクレイトン・カーショー投手(32)、ブルージェイズの柳賢振投手(33)が選出された。