レイズ筒香嘉智外野手(28)が地元の子供たちへ向けて、継続することの重要性を説いた。16日、出身地の和歌山・橋本市のスポーツ推進アドバイザーとして、「筒香選手のトークとエクササイズ体験会」に参加。質疑応答に笑顔で応え、兄・裕史さんとともに子供たちと交流を深めた。Zoom上で行われた少年少女たちとの主な一問一答は以下の通り。

-メジャーの魅力、すごさとは

筒香 すごく体の芯が通っていて、強さがある。動くスピード、ボールのスピード、打球のスピードが日本の野球とは違うなと感じました。ハングリー精神もあり、心も強く、戦い、戦場のような雰囲気が球場の中に流れていました。

-小学生の時に一番練習したことは

筒香 今やっているエクササイズと、とにかくいろんなことをやりました。小学生から野球をやっていたけど、ソフトボールを投げたり、バスケットボールをしたり、バスケットボールを投げたり、田舎だったので、田んぼでノックしたり、山に登ったり、いろんなことをしてきました。

-小学生の頃から、メジャーリーガーになれると思っていたか

筒香 なりたいとは思っていました。なれるとはハッキリとは分からなかったですけど、すごく、メジャーリーガーになりたいとずっと思っていました。

-どうしたら体が強く、大きくなるか

筒香 大きいから強いとは限らないとは思ってますし、大きいからいい、小さいからいい、というのは僕は関係ないと思ってます。自分の体を思っている通りに扱えて、体の中身が詰まっている人は、強いと思っています。体の小さい大きいは関係ないと思ってます。

-橋本市に帰ってきたときは何をしているか

筒香 和歌山のみかんを食べるのと、田んぼを走っています。

-子どもの頃はどんなご飯をたくさん食べていたか

筒香 白米が大好きで、白米をたくさん食べてました。毎日、2、3杯は。

裕史さん おにぎりを5個くらい食べていましたね。おにぎりがおやつ代わりだったような気がします。

-苦手なことを好きになるにはどうしたらいいか

筒香 僕も苦手なことはたくさんありますし、出来るようになるのに時間がかかるタイプです。苦手なことを好きになろうと思っても、なかなかなれないと思うけど、苦手なことを諦めずにすることによって、苦手なことができるようになったときはすごくうれしく、喜びが大きいと思うので、そうすれば自然に好きになると思う。苦手なことを諦めずに出来るよ、毎日コツコツと、継続することが一番大事かなと思います。

-目標に対して「もう無理だな」と思った時にどう乗り越えたか

筒香 もう無理と思わないです。もう無理だなと思うと、そこで1回立ち止まることになるので、僕は無理と思った瞬間は、次に進めない。必ず出来ると、自分で信じて、信じられるようになるまで諦めず、毎日、取り組んでいきます。