メッツやナショナルズで活躍したダニエル・マーフィー内野手が29日、現役引退を表明した。MLB公式サイトなどが報じている。

今年で36歳となるマーフィーは2008年にメジャーデビューし、巧打のユーティリティープレーヤーとしてとして活躍。やがてレギュラーに定着すると2014年にはオールスター初選出、翌15年にはナ・リーグ優勝決定シリーズでMVPに輝き、ワールドシリーズ進出に貢献した。

ナショナルズへ移籍した2016年にはキャリアハイの打率3割4分7厘をマークし、リーグMVP投票では2位に。2018年途中からはカブス、ロッキーズと渡り歩き、昨季はロッキーズで40試合に出場して打率2割3分6厘、3本塁打、16打点だった。12年間の通算成績は打率2割9分6厘、138本塁打、735打点。