エンゼルスのジョー・マドン監督は16日、女性記者らに対する不適切な行為が明らかになったミッキー・キャロウェー投手コーチに代わり、ブルペンコーチのマット・ワイズ氏が暫定的に投手コーチを務めると発表した。

キャロウェー氏は、インディアンス、メッツ(監督)、エンゼルスに在籍した過去5年間で、少なくとも5人の女性記者、リポーターに対し、不適切な画像を繰り返し送信するなどのセクハラ行為を続けたとされ、エンゼルスは今月初旬に同氏を活動停止処分にすると発表していた。

ワイズ氏はエンゼルスを含む3球団で計8シーズン、メジャーでプレーした経験があり、引退後はエンゼルスでコーチを務めてきた。昨年にマイナーの投手コーディネーターからメジャーのブルペンコーチに昇格した。

ワイズ氏に代わり暫定ブルペンコーチとなるドム・チーティ氏は、今オフにGM特別補佐としてエンゼルスに加わっていた。(AP)