エンゼルス大谷翔平投手(26)が今季初のオープン戦に先発し、1回2/3を3安打1失点で上々のスタートを切った。球数42球のうち24球がストライクで、2四球5奪三振。球団によると球場のトラックマンの記録で最速100マイル(約161キロ)をマークした。 変化球ではスライダーの制球と精度に課題を残したが、スプリットは落差十分で、5奪三振のうち3三振を奪った。

【大谷の一問一答】

-投球を終えて

大谷 球数をしっかり投げられたのもそうですし、ランナーを背負ったピッチングは実戦しかできないので、そこも良かった。

-打者の反応を見て、自分の状態をどう判断する

大谷 カウントを取りにいったスライダーは比較的ヒットが多かった。あまり変化しきれてないボールなのかなという感じがするので、そこをしっかり変化させながらカウントを整えていければ、もうちょっと楽になるのかなと思います。

-スプリットの精度について

大谷 スプリットは満足してますね。決め球にしか今日は使わないようにしていたので、カウントからどんどん投げるボールでもいいですし。カウント(球)のスライダーがいまいちだったので、そこが良かった点と悪かった点かなと思います。

-去年の状態と比べて

大谷 いきなり飛び越えて状態が良くなる訳ではないので、良くなって悪くなって、ちょっとずつ上っていくような感覚。去年と比較しにくい、というのはあるかなと思います。