メジャー1年目のレッドソックス沢村拓一投手（32）が、オープン戦2試合の登板で、2／3回、打者6人に対し、1安打1失点3四球2奪三振だった。

5回から2番手として救援。先頭のキーアマイヤーに中越え二塁打を浴びた後、連続四球を与え、無死満塁のピンチを迎えた。その後、1番アロザレーナ、2番ローを空振り三振に仕留めたものの、3番ディアスにフルカウントから押し出し四球を与え、交代した。

球数は32球。

降板後は、日米報道陣に対応。生命線の速球とスプリットを思うように制球できなかったことに危機感をのぞかせた。「日本と同じタイミングで投げると合わない。しっかり現状を受け止めて対処していかないといけない。自分のボール、感覚が思っているよりもズレている。ただ、もう上がっていくだけ。上を見てやっていくしかない」。

その一方で、無死満塁となった後は、スライダーを効果的に織り交ぜて連続三振。「いい球と悪い球がハッキリしていた。いいものは残していきたい」と口元を引き締めた。

筒香嘉智外野手（29）との対戦はお預けとなった。