レイズ筒香嘉智外野手(29)が20日(日本時間21日)、オンライン会見に応じ、ここまでのキャンプの経過、さらに開幕へ向けての思いを語った。

オープン戦中盤までは、なかなか快打が出なかったものの、前日のレッドソックス戦で2安打と、徐々にペースアップしてきた。キャッシュ監督は、課題とされていた速球への適応力を高評価。筒香自身も「昨年はなかなか捉えることができなかったですが、今年は今の段階では非常にいい状態です」と振り返った。

特に、投手との間合い、タイミングなど感覚の部分で、昨季との違いを実感。「探らずに打席に入れています」と、DeNA時代と同じように、本来のどっしりしたスタイルを取り戻しつつあるようだ。

一塁の崔志万が故障中でもあり、開幕戦は一塁での出場が有力視されており、「今は不安なく守れています。できる限り、しっかりとした準備はしたいと思います」と話した。

なお、ツインズ前田健太投手(32)が先発登板するオープン戦では、スタメンから外れた。